「過重労働解消相談ダイヤル」の相談結果について
世間では過重労働による過労自殺など過重労働に関する報道がありましたが、
厚生労働省では、11月の「過重労働解消キャンペーン」の一環として11月6日(日)に実施した
「過重労働解消相談ダイヤル」の相談結果を公表しました。
相談結果は下記のとおりです。
なお、1件の相談に対して複数の相談内容が含まれることもあるため、総合計が100%になりません。
1.主な相談内容(括弧内は相談件数712件に対する割合)
①長時間労働・過重労働 ⇒340件(47.7%)
②賃金不払残業 ⇒305件(42.8%)
③休日・休暇 ⇒53件(7.4%)
2.相談者の属性 (括弧内は相談件数712件に対する割合)
①労働者 ⇒432件(60.7%)
②労働者の家族 ⇒199件(27.9%)
③その他 ⇒81件(11.4%)
3.主な事業場の業種 (括弧内は相談件数712件に対する割合)
①製造業 ⇒103件(14.5%)
②保健衛生業 ⇒101件(14.2%)
③商業 ⇒89件 (12.5%)
これらの相談のうち、労働基準関係法令上、問題があると認められる事案については、
相談者の希望を確認した上で労働基準監督署に情報提供を行い、監督指導を実施するなど、
必要な対応を行うそうです。
詳細については下記をご参照ください(リンク先:厚生労働省HP)
◆「過重労働解消相談ダイヤル」の相談結果を公表します
【更新年月日 平成28年12月14日】